【死にたい疲れたもういいや】と思ったときに読んでもらいたいブログ

先日、ある人が「もういいよ、死にたいよ」と心情を吐露していました。

周りの人間関係や職場のストレス、本来落ち着ける場所である家庭に帰っても居場所がないとのこと。

「そんなことどこの誰にでもあること。そんなことで死ぬなんて言うヤツはメンタルが弱い」

という声が聞こえてきそうですが、その人はわりと我慢強い方なんです。

…なのですが、何年も何年もその状態が続いているとのこと。

人生なんてものは、いい時期もあれば悪い時期もあります。浮き沈みを繰り返しながら歩んでいくものなのですが、その人はずっとどん底から這い上がれずにいるそうです。

筆者である私も過去に辛い時期や悲しい経験、死んでしまったほうが楽なのではと思えるようなこともありましたし、はっきりと言ってしまえば、毎日の仕事に行くのさえ億劫に感じてしまいます。

今回のブログ記事は、客観的に見てもなかなか悲惨な人生を送っておられる「その人」を想いながら、いつかその人がこのブログ記事に辿り着き、死にたいと思う気持ちの抑止になればと願い綴りました。

そして、「その人」と同じような境遇の方の励みになれたのなら幸いです。

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人はなぜ死にたいと思うのか

自殺が多いとされる日本。

これは先進国(G7)の中ではトップとなり、15~39歳までのどの年代においても死因トップが自殺で、他の先進国(イタリア、英国、カナダ、ドイツ、フランス、米国)ではいずれも15~34歳の若年層における死因トップは「事故」というデータがあります。

理由

学生と大人で自殺の原因は異なります。まずは、引き金となる理由を見てみましょう。

・学生のケース
1位:いじめ
2位:ネットいじめ
3位:ひきこもり(他者からの孤立)
4位:経済的な問題
5位:受験での失敗
6位:就活失敗という結果

・大人のケース
1位:病気などの健康問題(精神疾患が最多)
2位:貧困や事業不振、倒産、リストラなどによる経済状況の悪化
3位:家庭問題
4位:職場の人間関係

理由から「引き金」までの因果関係

・日照不足
世界的に見て、自殺者が多いとされてる地域は、東欧や北欧など北半球の高緯度地方、米国でも南より北の州、日本においても東北地方に多いことがデータとしてあります。
これは日照時間が短いことが原因とされ、日光を浴びることにより分泌するセロトニンが不足し、必要以上にストレスを感じるようになったり気分が落ち込みやすくなったりもします。また、眠気を感じにくくなることもあり、睡眠の質の低下を招き健康に悪影響を及ぼすとされています。

セロトニン_
別名「幸せホルモン」と呼ばれる脳内神経伝達物質で精神のバランスを保つ働きがあります。
嬉しい・楽しい・心地よい、やる気・元気などの毎日を気持ちよく過ごすための心の安定剤です。
・うつ
何らかの理由で家にひきこもり外にでなくなることで陽の光を浴びることがなくなります。上記の日照不足で説明したように、セロトニンが生成されず「うつ」になります。
医師がうつ患者さんに「散歩してください」とアドバイスするのは、気分転換も兼ね、〝陽の光を浴びてください〟という意味もあるのです。

うつ_
1日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常背活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。
うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく動かなくなっている状態です。

引用元:厚生労働省

・アルコール
ロシアやグリーンランドなど、極寒の地域では日本より自殺者が多いというデータがあります。
これは体温を上昇させるためにお酒をかなり飲みアルコール中毒になりやすいとされ、家庭内暴力、虐待、失業に繋がり自殺を選んでしまうということ。
また、ヨーロッパでも日常的にお酒を飲む習慣があるので、自殺が多いとされています。

死にたいと思う人の心境とは

孤独・挫折・絶望など、理由は何であれ誰でも一度は考えたことがあるであろう「死にたい」という願望・切望。

しかし、自身の心の中にとどめて決して他人には言わないですよね。それを周りにもらすということは、本人の中では八方塞がり・切羽詰まり、聞いてくれる相手もいなければ話す相手もいないというどうしようもない状態。

…どうしようもない状態なのですが、本人は「もしかしたら人に話すことにより何らかの救いが得られるかも知れない」という期待を持っているのだと私は考えます。
だからこそ思い切って心の内を打ち明けており、「死にたい」ということは「死ぬ」ことではなく「死にたいくらいに辛い」というSOSのメッセージなのではと思います。

負の連鎖

辛いことを終わらせることは、あなたの意志と行動でできるでしょう。
死ぬことにも勇気が必要ですが、そんな勇気など決して褒め称えられるようなことではない。
あなた自身は自殺して終わりなのかもしれませんが、残された人はどうなるのでしょうか?

親御さんが居るなら、親より先に逝かれた親御さんの気持ちを考えてみてください。
長い月日をかけあなたをお腹に宿し、どういう想いで命がけの出産に臨んだのか?子を持つ親ともなれば解るはず。

お子さんが居るなら、親が自殺をした子供の気持ちを考えてみてください。
「あいつの親自殺したんだぜ」と周りからは指さされ、本人は「自分のせいで自殺したんではないか」という自責の念にかられ心を閉ざしてしまうかもしれません。

聞いてもらうのはタダ 思わぬ解決の糸口が見つかるかも

「死にたい」なんて言ってる時間も暇もない。今、この瞬間にも強く生き前に進まなければいけないのです。自殺なんて考えるくらいなら、現状を打破する解決策を思案し講じるべきだと私は思います。

あなたの人生であり、あなたの生きてきた軌跡、これから歩む道。
どれほどの困難なのか、心情は計り知ることができないので「死んではダメ」なんて軽い言葉では言えませんが、確かなことが一つだけあります。

「あなたは一人ではない」ということ。

あなたの選択でどれほど悲しむ人がいるのか、その人は生涯悲しみを背負って生きていかなければいけない。その人があなたと同じ選択をしてしまうようなら、厳しいかもしれませんがあなたの責任だと私は思います。
あなたを想う人・あなたに優しくしてくれる人・あなたの大切な人へ、生きてゆくことが恩返しそのものなのです。

「あなたは独りではない」ということ。

戻れる場所・帰れる郷・受け容れてくれる人が居るなら、言葉に甘えるのも一つの手段。
あなたを理解してくれてる人に話を聞いてもらいましょう。話を聞いてくれるだけでも幾分かはスッキリできるはず。アドバイス・助言をいただけるなら思わぬ解決の糸口が見つかるかもしれません。静養しながらこれからどうすべきかゆっくり考えましょう。心にゆとりができれば物事も冷静に判断でき、どうすることが最善か導き出すこともできます。
これは逃げることではなく、あなたがアップデートをする期間なのです。

決断(切り捨てる)するということは覚悟(命に代えても)を決めるということ。覚悟を決めるということは、すべての責任を背負込むということ。決断できる人間は強いです。

覚悟が決まれば一つの道が見えるはず。あとは進むだけ。

大丈夫。また立ち止まったら助けてくれます。あなたはひとりではないのだから。

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合わせてお読みいただきたい

今回は「その人」が当ブログ記事に訪れ、何らかの抑止になればと願い筆記させていただきました。
また、その人から「もういいよ、死にたいよ」と言われた後に、続けて「楽に死ねる方法ないかね」とも訊かれましたので、有名人でもインフルエンサーでもない、法医学や専門の知識がまったくない一個人・普通の一会社員が考察し、なんとか抑止できないかと筆記しています。
楽な死に方・簡単に死ねるであろう方法6選を考察そのリスクとは|生きてみませんか

そして、「人ってなんで存在しているのだろう」という漠然とした疑問、私なりの「人の生きる意味」を筆記しています。一読いただければ幸いです。
【人が生きる意味】存在する明確な答えを見つけたので綴ってみた

また、そもそも親ガチャにはずれたのでムリゲーと思われているのなら、対処方などを筆記しています。
【親ガチャにはずれた】対処法と親のせいにしないマインド(信念)をつくる

もう一つ、何ら宗教に属さないふつうの労働者である私が、生まれ変わりについて真剣に考察と見解を筆記しています。
生まれ変わりについて真剣に考察するブログ|人生一度ではない

重ねまして、「生まれ変わりについて真剣に考察するブログ|人生一度ではない」の元ネタとなった記事です。
幽霊インタビュー考察|島田秀平さんのお怪談巡りより
心霊系の話となりますが、人は亡くなった後どうなるのか、生まれ変わりについて幽霊の方がアンサーを出してくれましたので筆記してみました。

最後に

今回のブログ記事は「その人」を想い、少しでも心が晴れ前に進めるようにと筆記させていただきました。そして、同じような境遇の方の励みになれたのなら幸いです。

では。

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本ブログ記事の参考元:Dear B

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