【晩婚にも価値がある】遅い結婚から家庭を築き変わったこと ~そしてトットへ~

こんにちは。ウチケンです。

世間では晩婚化が進み、30代後半、40代で初婚なんて珍しくありません。一昔前は20代で結婚・出産というのが風潮でした。

そういう筆者自身も38歳で結婚し、44歳の時に第一子誕生。 今は妻と1歳半になった長男の3人暮らしで日々ささやかな幸せを感じております。

今回のブログ記事は、「【晩婚にも価値がある】遅い結婚から家庭を築き変わったこと ~そしてトットへ~」と題しまして、縛られない自由な長い独身時代から遅めの結婚、家庭を築き一家の大黒柱となった心境・身の回りの変化を執筆させていただきます。

これから結婚・晩婚を考えているけど今一歩踏み出せない方の後押しになれれば幸いです。

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晩婚とは

晩婚(ばんこん)とは、高年齢で初婚であること、いわゆる「結婚適齢期」を過ぎてから結婚することを晩婚と言います。また、世間一般の平均初婚年齢が以前と比べて高くなる傾向を「晩婚化」と言います。

では、男女別で「平均初婚年齢」というものを見てみましょう。

・男性 初婚年齢 31.2歳

・女性 初婚年齢 29.6歳

上記の平均初婚年齢は2019年のもの。
2014年から2018年までの平均初婚年齢は、男性31.1歳、女性29.4歳が続いていましたが、男女共に6年(2019年)ぶりに上昇しました。
また、2005年では「男性29.8歳、女性28.0歳」1995年では「男性28.5歳、26.3歳」というデータがあり、近年上昇傾向にあることが伺えます。

2019年 厚生労働省調べ

次に、世間一般の「晩婚年齢」について考察してみます。
いろいろと調べてみましたが、何歳からが晩婚という定義は特に無いようなので、上記の平均初婚年齢を考慮し男女共に近いということがデータから読み取れますので、一般的に35~36歳以上の結婚が晩婚との認識ではないでしょうか。

長い独身時代

縛られない時間と自由な行動。金銭的に余裕があり、家族扶養の責任もなければ、誰にも怒られることもありません。

独身の頃の私は、なにより地元と仲間が大事。もし仲間になにかあればすぐに駆けつけ、困っていれば手を差し伸べ、飲み会にパーティー、祭りやBBQに旅行。思い出をたくさんつくることに必死でした。
友達の多さ・横の繋がりがステータスなんだという固定観念に囚われ、広く浅い人付き合いというものを日々模索していたのです。

結婚とは、いずれしなければいけないと思いつつも、遊びたいし責任を背負込みたくない一心でなかなか決断できずにいました。

独身のメリット

・時間・行動の自由
・金銭的に裕福
・家族扶養の責任がない
・異性との交際が自由
・広い友人関係

先に結婚した友人、周囲の既婚者の話を聞くと、「お小遣い制になる」とか「自由な時間がなくなる」、「夫婦間での揉め事なんてしょっちゅう」というのが大多数。
読者のみなさまも、似たような話ばかり聞くのではないでしょうか?
このような話ばかりでは、結婚に対しマイナスのイメージしか持てません。今では4人に1人が独身と言われているのもうなずけます。

しかし、周りが次々に結婚していくと当然のように遊ぶ仲間というものが減っていきます。
仲間が減っていけば、また新規開拓で新しい独身の仲間が増えますが、時が経てばまた一人また一人と新しい人生をスタートさせてゆくのです。

するとどうでしょう?
独身最大のメリット「時間・行動の自由」が逆に持て余し、お金も使うところが減り、広く浅い友人関係なども、苦楽を共に過ごしてきた昔からの友人、すなわち狭く深い付き合い方に変わってきたのです。

付き合い方が変わると、既婚の友人が家族の話をするとき、子どもの世話をする様子を見たときなどに、ふと「いいな」という憧れにも似た感情に変化していきました

独身のデメリット

・孤独感
・家族の支えがない
・周囲の目
・自身の成長
・老後の不安

幸せそうな家族を見たとき、仕事で真っ暗な部屋に帰ったときなどに孤独を感じ、仕事のトラブル・職場の人間関係で嫌なことがあっても自身で消化しなくてはいけません。

家族や親戚、友人からの「結婚しないの?」という言葉は耳にタコ、直接言わないにしてもそういった目で見られることに嫌気がさし、親戚の集まりなどを避けるようになります。

また、結婚を決断することで責任が生じ、家族を養っていくんだという覚悟を決めることで自身の成長にもつながるのですが、結婚という転換期がなければ自身が成長できるきっかけさえも見出せないのです。

38歳決断

私には、30歳の時に知り合い8年の交際をしている2つ違いの彼女(今の妻)がいました。
彼女の人生もあるし周りにも急かされるし、いつまでも遊んでいるわけにもいかず「お待たせしましてすみません」とプロポーズ、「やっとだね」とOK。38年の独身生活にピリオドを打つことを決断したのです。

独身時代に散々散財し、貯金なんてほぼ0だったため結婚式なんて諦めていたのですが、お恥ずかしながら彼女が資金を貸してくださり、なかなか盛大に結婚式を挙げることができ、大勢の方々に祝福を受け、感極まり涙してしまいました。

この日から覚悟が決まり「妻を幸せにし家族を守っていくんだ」と決意。自分の考え方を180°変えることができたのです。

結婚し家庭を築き大きく変わったこと。 …そして後悔

一番大きく変わったことと言えば、「お金に対する価値観」です。

独身の頃は、お金より「仲間との友情・横の繋がり」を大切に感じ、自分はどう思われているのだろうと周りからの評価に敏感に反応。自分を売り出すことに重きを置き、外見・内面ばかり気にしてばかりでした。

結婚し家庭を築き気付いたのですが、時間もあり、お金の自由もある独身時代に何が残ったんだろうと…。

思い出?…

持て余す時間で勉強をし、もっと形あるものを残さなければ意味がなかったのではないだろうか、資産(お金を作る・増やすシステム)を持つことが大事だったのではないだろうか、みな平等にある時間、されど持て余す・限りある時間を有効活用してこなかったことを日々猛省しております。

結婚のデメリット

・「独身のメリット」で書かせていただいたものすべてを失いました
覚悟はしていたものの、さすがに周りの話は大げさだなんてタカを括っていたのですが、まさに聞いていた以上にその通りといいますか、私のケースは妻の地元が離れているということもあり、知らない土地で妻一人を家に残し、外に遊びに行く気にはならないです。

・家族扶養の重責
独り身ではなくなり家族を食べさせていかなくてはなりません。
ちょっとした体調不良で休んでいた仕事も、よっぽどの熱がない限りは休むことがなくなり、周りが面倒くさがる仕事にも率先して手を挙げるようになります。

・家事の負担
男性が外で働き女性が家を守るなんて昭和の時代。今では共働きが当たり前でパートナーの収入にも頼わざるを得ないのが現状です。
女性に働いてもらうなら、家事も折半しなくてはいけないと心得ます。

結婚のメリット

・孤独感はない
自身の弱みや悲しみ・日々のストレスなど、話しを聞いてくれる人がそばに居てサポートしてくれるということは心強いです。

・健康管理面
仕事が忙しいことから、自己管理の行き届かなかった食生活などに配慮してもらえ、体調を崩した時などは看病してもらえます。

・言うほど悪いものでもない
「結婚は人生の墓場だ」とよく聞きますが、言うほど悪いものではないです。たしかに制限されるものは多いですが、それ以上に得るものが大きいのではないかと思います。

結婚とは得るものが大きい

・独身を選択していたら気付かなかったこと・分からなかったこと
それは、私の両親、とくに父親の想い・心中です。
どのような想いでここまで育ててくれたのか、なぜあの時に何も言わず背中を〝ポン〟と叩いたのか、なぜその時に叱られ殴られたのか、なぜこの時に涙を流していたのか…。
そして父親となった今、両親の「想い」が痛いほどに理解できると共に、自分の子供が結婚し親になるまでが子育てなのだと痛感、親としての責務なのではと考えるようになりました。

・知識が身に付く
まったく無頓着であった「税」について、毎月の給料から天引きされてる「社会保障費」、住宅ローンを組む際の「金利」について徹底して調べるようになり、なんとか節税できないか、少しでも家計の負担を軽減できないかと自然と勉強するようになることで知識が身に付きます。

そしてパパへ

結婚してアパート暮らしから2年弱、増えるであろう家族を想い、思い切って新築一戸建てのマイホームを購入。4000万円もの負債が重々とのしかかります。

ですが、子どもを授かることはできず、さらに2年の月日が流れます。

ウチには、金銭的にも年齢的にも不妊治療を受ける余裕などありません。「どうしようか」と話しを切り出そうといていたところ、妻から三谷温泉の高台にある金剛寺の子安弘法大師像(愛知県)が子受けとして有名であると聞き、お参りしてみることにしました。

*後日、金剛寺様に許可がいただけたら、お参りの詳細をブログ記事にて綴ります

それから10ヵ月後、検査薬に陽性反応。
翌日病院に行ったらご懐妊とのこと。結婚して5年目、妻のお腹に新しい命が宿り、10ヶ月後に無事に長男が誕生したのです。

最後に

結婚を勧めるわけではないですが、家庭を持つことで「自身の成長」につながり、親となることで「両親の想い」が理解できるのではないでしょうか。

「親の心子知らず」とはよく言ったものです。

このブログが同じような境遇の方、これから結婚・晩婚から出産に臨む方々の不安を少しでも和らげることができたら幸いにございます。

では。

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