先日、お昼時のランチタイムに食事をしていたところ、妻が隣席の家族連れを見て
「隣席の人、女の人は赤ちゃん抱きながらご飯食べてるのに、男の人ずーっとスマホいじってる」
言われるまで全く気付かなかった私ですが、その日がたまたまそういう日であったのかそういう家族なのかは分かりません。「別にいいのではないか」と思ったのが本音であります。
なのですが、帰宅途中の車中でも「信じられない」とかブツブツ…。
なので、「育児・子育てはパパさんどこまで担当なのか?」をブログ記事にしてみました。
旦那さんにやってほしい育児・子育て10選+α
育児・子育てとなればどうしてもメインはママさん。
ママさんなんだけども…。
旦那さんの朝食に離乳食の作り置き、子どもと家の中で一日中過ごすわけにもいかないのでお散歩タイムやお出かけタイム。帰ってご飯を食べさせお昼寝させたら旦那さんが帰って来る前に夕食と…
夜泣きがあれば抱っこしてオムツ替えてミルクあげて…。それでも泣き止まなければ旦那さんに気を遣い、赤ちゃん車に乗せて危険な深夜のドライブへなんて経験も。。
上記にサラッと書いたでけでもこれだけの苦労があります。
また、検診や予防接種、子どもの体調が悪くなれば病院にも連れて行かなくてはいけないのです。
子どもを持つ母親になると強くなるというけれど、さすがに一人で全部は〝身〟が持ちません。
では、私の妻や先輩ママさんたちのリアルな声をもとに「旦那さんにやってほしい育児・子育て10選+α」をパパ目線で選別し筆記してみました。
イヤなこともやりましょう
「これ」はいいけど「あれ」はイヤだ。
育児は「やりたい」「やりたくない」ではなく「やらなければいけない」もの。
例えば、オムツ替えはできるけど、うんち入りオムツはママさんお願いってパパさん多いらしいです。
特に「うんち漏れ」なんかしてると完全にママさん任せ。 うんち漏れした洋服は直接洗濯機に放り込めません。浸け置き手洗いしないと落ちないのです。
いいじゃないですか、ちょっとくらい手についたって。ご自分のお子さんですよ、運がついたと思ってたまには手洗いしてあげてください。
怖いと思うこともやりましょう
• 綿棒浣腸してあげましょう
うんちが何日か出ない便秘気味の赤ちゃんに、綿棒浣腸やってあげたことありますか? 「怖くてできない」気持ちは分かりますが、奥さんだって最初は怖かったんです。誰かが「やらなければいけない」から「やれない」パパさんの代わりに奥さんがやるんです。
• ツメを切ってあげましょう
赤ちゃんでも当然ツメは伸びるもの。小っちゃな指のツメなんて、ごつい男の手で切るのに躊躇してしまいます。 ツメが伸びてると顔を引っ掻いてしまったり、かゆいところをカキカキしてキズになってしまいます。
また、じぃじ・ばぁばに抱っこしてもらったり、お友達と会うときなんかはエチケットとしてツメは切っておきましょう。
大丈夫、思ったよりフニャフニャで柔らかいので「紙」を切るかのように楽に切れますよ。赤ちゃんがネンネしてるときが一番簡単にできます。
お風呂の担当は「前後」も
お風呂に入れてあげるパパさんは多いです。
一緒に入って体を洗って頭洗って。出るときママさん呼んで「はいどーぞ」でいいのですが、〝なるはや〟でパパさんも出てあげましょう。お着替えの手伝いや歯磨きまでが「後」になります。
「前」は子どもの下着やパジャマを準備してあげることですかね。
飲み会は〝ほぼ〟やめましょう
会社の付き合いや友達との付き合いも大事ですが、妊娠前と同じようなペースで飲みに行くのはやめましょう。
奥さんは妊娠してから授乳が終わるまでいろんなことを我慢し続けています。
生モノやお酒はもちろん、揚げ物や菓子パン、ケーキ、チョコレート、スナック菓子などの油を多く含むもの。コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを含むもの。
また、ちょっと頭が痛いときなどにロキソニンも飲めないので我慢しないといけないんです。
飲み会は〝ほぼ〟やめてあげてください。
「なるはや」で帰ってあげましょう
お弁当作って朝食用意して、パパさん送り出したら育児という孤独な戦いの幕開けです。
頼れる人もいなければ話す相手もいない。赤ちゃんに話しかけても会話にならない…。
私の妻のように奥さんの実家が離れているならなおさらです。
赤ちゃんはもちろんかわいいんだけど、一日一緒だと気が滅入ってしまうもの。そこへパパさんが登場すると、孤独な戦いが終わり一気に安堵するものです。
早めにお仕事済ませてどこにも寄らずに直帰してあげてください。
自分のことは自分でやりましょう
朝の脱ぎっぱなしのパジャマに飲みっぱなしのコーヒーカップ、帰宅してからの脱ぎっぱなしの作業着に飲みっぱなしのビールの缶。片付いてるのは誰のおかげでしょうか?
子どもじゃないんだからそれくらいは自分でやりましょう。奥さんはあなたのお母さんではないのです。いつまでも「大きな赤ちゃん」では恥ずかしいですよ。
「料理」は後片付けまでが料理です
奥さんの代わりにパパさんが料理を作ってあげるとはよく耳にします。男の料理は〝こだわり〟が強く深い味になるのだとか。
「美味しい」なんて言われると「ほらね」なんて、してやったりな気もします。
ですが、後片付けまでが料理なのです。
…いやいや、食器洗いだけではなく、飛び散った食材のカスの片付けや油で汚れたキッチン・床のアルコール拭きまでのことですよ。
次回使用するときにピカピカになっているのは、奥さんが育児の合間を見つけてアルコール拭きしてくれているんですから。
お風呂にゆっくり入らせてあげましょう
女性は男性よりも筋肉量が少ないため、冷え性な方が多いんです。
お風呂の時間くらいは、ゆっくり湯船に浸からせてあげましょう。真冬に超特急で体を洗い、湯船に浸からずシャワーだけなんてカゼをひいてしまいます。
一人で出かけていいよ
パパさんが仕事でいない間、ずっと一人で赤ちゃんにつきっきりでは気が滅入ってしまいます。休日くらいは「任せて。俺が買い物に行ってくるよ」ではなく、「赤ちゃん見てるから一人で買い物行ってきなよ」と声をかけてあげましょう。
買い物の量が多く重いものを運ぶことになっても、一人で行きたいときもあるのです。
旦那さんが赤ちゃんと二人に慣れてきたのなら、お友達とのランチやお買い物にも行かせてあげましょう。奥さんの気分上がるの間違いなしです。
子どもと遊びましょう
これが一番大切なことと考えているママさん多いようです。
お仕事から帰ってきたときや休日などにはスマホをいじりたいのは分かりますが、なるべく子どもと遊ぶようにしましょう。
お散歩行ったりおもちゃで遊んであげたり、おままごとしたり。スマホをいじり「ながら」ではなく、顔見て目をみて体で触れ合ってあげてください。
世間での実際の割合は
では実際の育児・子育て割合を見てみましょう。
共働き家庭の場合 ママ8割・パパ2割
専業主婦の家庭の場合 ママ9割・パパ1割引用元:kosodate LIFE(子育てライフ)
うーん。なんとも厳しい数値ですね。
ではママさんが考える理想の育児・子育て割合を見てみましょう。
共働き家庭の場合 ママ6割・パパ4割
専業主婦の家庭の場合 ママ7割・パパ3割引用元:kosodate LIFE(子育てライフ)
いかがでしょう?
「旦那さんにやってほしい育児・家事10選+α」のいくつかをこなせば「理想の共働き家庭・パパ4割」くらいにはとどきそうな気もします。
「育児・子育て」旦那さんがやらなければいけない理由とは
ここまで筆記させていただき、ママさんの肩を持ちますと、「仕事をしてるのにそこまでやらなければいけないのか」、「ウチケンは偽善だ。書くだけならなんとでも書ける!」と思われることでしょう。
では、なぜ男性がここまで育児・家事をサポートしなければいけないのか、理由を綴ります。
古くから女性が家を守り子を育て、男性が狩りに出たり外で働くということで子孫繁栄してきました。
動物の世界でも同じことで、メスが子を育てオスは種をまきにゆくことで〝種〟を存続してきました。自然の摂理といいますか、ごくあたりまえのことと認識しています。
しかし、一昔前まではそれでよかったのかもしれませんが…。
では、ここで、今現在の「生活水準」を30年前と比べてみましょう。
30年前といいますと、私たちの親の世代が働き盛りの時代です。
日本は高度成長期、国や国民が元気いっぱいで収入も持て余すほどであり、豊かな暮らしをしていた人が大勢いたそうで、お金が空を舞っていた時代だと聞きます。
旦那さんの収入のみで子だくさんの大所帯でなに不自由ない生活をし、遊びに旅行に貯金まで余裕があったとか。
ですが、今では共働きがあたりまえ。ダブルワークもしなくてはいけない時代になり、女性が家を守り子を育て男性が外で働くなんて昭和の話。今では収入面で女性に頼らなくてはいけないのが現状なので、育児・子育て・家事まで仕事以外の時間は折半。男性の方がやらなければいけない時代だと思います。
「俺は仕事で疲れるのにずーっと家にいていいよな」なんてちょくちょく聞きますが、朝ご飯やお弁当、夕飯に家の掃除まで担当してくれている奥さんが家に居てくれてるからこそ、安心して外でお仕事も頑張れるのではないでしょうか。
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そして、育児・子育てに疲れ果ててしまい気が滅入ってしまっているのなら、息抜きに一読いただければ幸いです。少しでも心が晴れるよう綴らせていただきました。
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最後に
育児・家事は 「やらない」「やれない」のではなく、誰かが「やらなくてはいけない」のです。 「やらない」からいつまで経っても「やれない」のです。慣れてしまえばどうということはない、奥さん任せにしてませんか?
と、偉そうに言ってはみましたが、こうしてブログ記事にしてみると育児・家事については「上級パパ」レベルだと思っていたのですが、まだまだ「中級パパ」レベルかも…。 中にはすべてをこなす「神パパ」も存在するらしいのですが…。
私も男であるので気持ちは十分に理解かりますが〝しばらくの間〟と割り切って諦めるしかないですね。
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