【晩婚のメリットを男性目線で!】意外に幸福感高いかも!?

世間では「晩婚化」が進み、30代後半~40代で初婚なんて珍しくありません。一昔前は、20代で結婚・出産というものが風潮でした。

何歳からが晩婚という定義は無いようですが、35歳以上の結婚が一般的に晩婚との認識ではないでしょうか。

厚生労働省の調査によると平均初婚年齢は、男性が31.1歳、女性が29.4歳とのこと。

晩婚はデメリットだらけだと聞きますが、本当にそうなのでしょうか。ここでは、デメリットだらけだと言われてる晩婚のメリットを考察。

「晩婚するくらいなら独身でいい」と思われてる方のご参考になれれば幸いです。

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晩婚のデメリット4選+α

それでは、まず「晩婚がデメリットだらけ」と言われている主な理由4選+αを考察してみます。

子どもが欲しいとなると

• 35歳以上になれば「高齢出産」
高齢出産ともなれば、あらゆるリスクが高まるとも言われ、流産や早産、死産が増え、子どもが無事に産まれてくる確率が低下するそうです。
また、女性側は年齢が高くなるほど卵子が老化、受精卵の染色体異常が増加し、ダウン症などの発生率が高くなると言われています。

• 不妊のリスク
男性・女性の年齢上昇に伴い妊娠率の低下が生じ、夫婦で不妊治療に踏み切っても、その費用は高額な上に女性は痛みを伴います。金銭的にも精神的にも大きな負担となり、非常にデリケートな問題なのですれ違ってしまうことも。

• 年齢的に次となると…
独身の頃は、子どもなんてカワイイどころかむしろ〝煩わしい〟とさえ思えたことも、自分の子どもともなればそのしぐさ一つ一つがとても愛しく思えるものです。

赤ちゃんを授かり胎動を感じながらお腹で育み、出産し初めて見るわが子を目の当たりにしたとき、その感動は計り知れず、新しい生命誕生の瞬間に立ち会えたことに心から感謝し、その光景は一生脳裏に焼き付くと同時に、高齢出産がいかに大変で危険を伴うことかを痛感します。

筆者自身も晩婚で妻が高齢出産だったため、まさに命がけだったことを覚えていますので、次にもう一人と考えた場合に躊躇してしまいます。

よろしければ、後ほど一読ください。

育児と親の介護のダブルケア

自身が歳をとれば当然のように親も歳を重ねるもの。子どもが小学校卒業までの手がかかる時期に、親の介護とダブルケアの可能性があるかもしれません。
また、少しの間子どもの面倒を見てほしいとき、託児所やベビーシッターだとお金がかかりますので両親に頼りたいところですが、高齢だと逆に心配で用事も満足に済ますことができません。

結婚式を挙げる場合、ゲストに配慮が必要

晩婚で結婚式を挙げる場合、参列するゲストの平均年齢も上がるため、式場のバリアフリー対応や貸し切りバスなどのアクセス手段、料理などに配慮が必要になるケースもあります。

自分たちの希望以上にゲストのことを考え、式場選びや内容を決めなくてはいけません。

収入面での不安

子どもが成長し大学や専門学校に進学すれば出費は増えるもの。定年制を導入している企業に勤務する労働者には「定年」という制度があり、晩婚だと子どもがその時になる頃には定年退職して収入が年金のみになっているとも考えられます。

また、年金についても支給額のカットや開始時の年齢の繰り上げなどの改悪が想定されるため、教育費などの支出増・収入減で生活ができなくなってしまう恐れがあります。

晩婚でのメリット3選+α

デメリットを見ると「晩婚なら独身の方がいい」と思われることでしょう。

それでは、メリットについて考察。以外なほどの恩恵があることに気づかされます。

家族・子どもに真摯に向き合える

一途な気持ちで
体力がある若い時に「思う存分独身を謳歌できた」という自負があり、悔いを残さないことで思い出をリセットすることができ、新しい人生をスタートすることができます。結婚という覚悟を決めた時、家族や育児・子育てに対し一途な気持ちで真摯に向き合えます。

喧嘩をしない
若さゆえにと言いますか、若い頃はお互いに負けん気が強く、お互いの主張で気持ちがぶつかり、ささいなことで喧嘩に発展なんてしょっちゅう。
しかし、お互い年を重ねることで精神的に大人になり、物事を感情的ではなく理性的に判断するようになります。喧嘩がいかに時間とエネルギーの無駄ということを認識し、喧嘩をしたとしても後には引かず、別の話題になれば普通に会話をします。

そもそも「やること・やらなければいけない」ことがありすぎて、「ささいなこと」が気にならなくなるというか、忘れてしまうというのが本音なのかも知れません。

心に〝ゆとり〟がある

• キャリアを重ねてきたことで
仕事に恋愛、ときには社会の荒波に揉まれ、ときには失恋に傷心。様々なことを経験してきことで知識と教養が身に付き、パートナーのことを受け入れるだけの許容と寛容さを培ってきました。お互いにとっていい距離感を保ちながら結婚生活を送れそうです。

離婚率が早婚よりも低い
10代~20代で結婚されたカップルに比べ、30代~40代で結婚されたカップルの方が離婚率が低いという結果が出ています。
晩婚のカップルは、これまでに様々な経験をした上で「この人となら」とお互いによく考えて結婚を決断しているので離婚率が低いという結果になっているのではないでしょうか。

金銭面・経済面に余裕がある

貯金に余裕
晩婚の定義を35歳以上とした場合、社会人歴は約15年前後続いていることになります。その間実家暮らしをしていて家賃などの固定費がなければ、貯金に余裕のある人が多いのではないでしょうか。

結婚式を挙げ新婚生活を始めるには、式代や指輪の購入にハネムーン、新居の購入や引っ越し、車の購入などある程度まとまった資金が必要になります。
そういった点はあまり苦労せず、やりたいことや欲しいものをゆとりを持って手に入れることができるパターンが多いようです。

若く結婚したカップルの場合は、貯金に余裕のあるケースが少なく、金銭面でカツカツの生活を強いられ、新婚生活は「まずは貯金から」と本当にやりたいことや欲しいものを我慢せざるをえません。

収入に余裕
結婚生活はなにかとお金がかかるもの。今までは全て自分のために使えた収入も、家賃や住宅ローン、光熱費や食費にと費やさなければなりません。
子どもを授かり妻の収入が途絶えたとしても、企業・会社にある程度の年数を務めた方なら、男性の収入だけでなんとかやっていけるかもしれませんが、若い世代であれば、上述したように「まずは貯金」と子どもは後回し、共働きを強いられます。

まとめ

• デメリット
 不妊と出産のリスク
 育児と親の介護のダブルケアの可能性
 結婚式を挙げる場合、ゲストの配慮で費用に負担
 教育費がかさむころに自身は定年を迎えるかも

• メリット
 家族・子どもに真摯に向き合える
 心に〝ゆとり〟がある
 金銭面・経済面に余裕がある

最後に

今回は、晩婚のデメリット・メリットをブログ記事にさせていただきました。

一番のデメリットは「不妊と出産のリスク」で、メリットは「家族・子どもに真摯に向き合える」ではないでしょうか。

筆者自身、晩婚から40代半ばで父親になりました。

40代といえば仕事では働き盛り、冷静な判断力と適格な指示で上司や部下からの信頼も厚く、ご自身にとって一番脂がのっている時期ではないでしょうか。
子育ても一段落し、自身の趣味や余暇に時間を充てられるころでしょう。

そんなメリハリがある40代に、私の場合は育児・子育てというプログラムが追加されました。周りからしたら「大変」であり、親からは「心配」の声もあります。

ですが、私と妻で「やっていく」と覚悟(結婚)を決めた以上、前にしか道は開いていません。でも、その道ははっきりと見えています。やること・しなければいけないことが理解かっています。そして、私の後ろにできた道が「晩婚された方・これから晩婚される方の励み」になれれば幸いです。

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