「一日が早く過ぎる」、「一週間が早い」、「一年が〝あっ〟という間」などとよく耳にします。

筆者自身の周りの友人・知人もそうですし、歳を重ねた方、…ここは「歳を重ねるにつれ」の方があてはまるような気もしますが、とくにご高齢の方なんかに多くみられる傾向があるのではないでしょうか。

読者のみな様はどうでしょう。

世の中には不平等なことがたくさんあると思いますが、唯一「時間」だけがみな平等にあり、また「限られて」いるのです。一日一日が早く過ぎると感じてしまっているなら、なにかもったいないような気もします。

このブログ記事では、限られた時間について考察、一日が早く過ぎてゆく理由と「遅く感じさせる」方法を筆者自身の経験をふまえ綴りたいと思います。

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一日が早く過ぎてしまう理由

「あー暇だ」と待つ時間はとても長く感じるのに、楽しいしいことや趣味・好きな事に没頭している時間はとても早く過ぎ去るものです。

ですが、みな平等なはずの時間も「早く過ぎる」と感じている方と「そうでもないよ」という方、この差はどこに生じるのでしょう?まずは理由を考えてみます。

・日々の生活が忙しい

仕事に育児に家事掃除と毎日の生活に大忙し。気が付けば「もうこんな時間」と過ぎ去る日々。

パパさんケース
働き方改革により就業時間が見直され、残業はNGという企業が増えてきています。でも、それは逆に言えば「就業時間内にノルマや目標を達成せよ」とのこと。お昼時間も満足にとれなければ、残業は禁止されてるので、サービスという形で奉仕しなければいけません。

ママさんケース
家族がまだ寝静まっているのを横目に朝一番に起床。お弁当作りや朝食の準備、旦那さんと子どもを送り出したら片づけに掃除にてんてこ舞。
しかも、ここ最近ではあらゆる物が値上がりのインフレ状態、旦那さんのお給料だけでは心もとないので、ご自身もお仕事に就かなければなりません。仕事終わりに夕飯のお買い物、帰宅したらすぐに食事の準備にとりかかります。

・単調な毎日の繰り返し

歳を重ねるにつれ同じことを繰り返す頻度も多くなります。仕事に行っては帰っての繰り返し。たまの休みもどこかへ行ったり何かをやったりしたいのですが、疲れてしまってダラダラと過ごしてしまいます。「また明日から仕事か…」なんて考えていたら刻一刻と時間は過ぎ去ってゆくものです。

いわゆる〝マンネリ化〟というやつで、以上のような理由で時間が過ぎるのを早く感じるようになるのではないでしょうか。

・新鮮味がなくなる

もう一つの理由としては、生活に新鮮味がなくなるということ。

人は未経験のことをやっているとき、それが「楽しい」や「つまらない」と思えることも、意識に強く残り、時間を長く感じます。

ここで少し子供の頃を回想してみてください。
知らないことばかりで新しい経験や発見が毎日のようにありました。両親に動物園に連れてってもらったり、知らない土地に旅行に連れてってもらったり、魚釣りにも連れてってもらいました。また、テントウムシやセミ、カブトムシなど初めて見る・触れる生き物に興味津々、感動すら覚えたものです。そして多くのことを経験し学んできました。

これらのことは、大人になるにつれ知り尽くしてしまい、新しいものに出会える機会は少なくなってしまいます。慣れてしまうことにより時間の長さも気にならなくなり、早く感じるようになります。

時間の流れについて

筆者は、非常にゆっくりと時が流れゆくのを感じています。

2歳になる息子がいるのですが、成長が楽しみでしかたありません。
動物は生まれてすぐに立つことができますが、人の子は約1年ほど要し、2年経っても言葉もまだままならなず、走ることさえおぼつきません。
早くどこかに遊びに行ったり、旅行や遊園地、プールや祭りに花火にと、気持ちばかりが焦ります。

走り込みや筋トレを再開させたい。
子どもができる前はそれなりに仕上がってい体も、何もしなくなれば体の線も細くなりお腹だけが出てきます。何もしなくなったわけではないのですが、育児・子育て・家事・掃除までしてくれてる妻を横目に〝しれー〟っと出ていくわけにもいかず、時間をそちらに充てます。
子どもとプールに行くまでには、仕上げておかないといけませんね。

また、記事の収益化が楽しみで、筆者自身のサイト「uchikennblog」をGoogle AdSense審査に通過させることに心血をそそいでいます。
合格率が4%なんて記事を見たことがあり、私も何度も不合格の通知が届きました。
毎日1~1時間半、朝5時には起床しキーボードをたたきます。

時間を遅く感じさせる方法

上述したことに共通して言えるのは、「楽しみにしている」ということ。
「楽しみにしている」のだけども、気持ちばかりが焦り「時間がついてきてくれない状態」であること、これを「待ち遠しい」と言います。

もう一度子供の頃を思い出してみてください。
学校の休みには、動物園や遊園地、旅行などに親が連れて行ってくれたり、友達と魚釣りや虫を捕りにも行きました。学校の遠足や修学旅行が楽しみでしかたありませんでした。この「楽しみで仕方ない」状態が「待ち遠しい」そのものなのです。

しかし、大人になるにつれ、日々の忙しさやストレスなどで「楽しいこと」「やりたいこと」「やってみたいこと」になかなか手をつけられず、日々だけが過ぎてしまう状態となってしまうのです。

まとめ

  • 日々が早く過ぎてしまうとかんじるのは「忙しい」「マンネリ化」「新しいものにであえなくなる」こと
  • 時間は、早くも遅くもコントロールできる
  • 遅く感じさせるためには「待ち遠しい」と思えることをつくる

最後に

私たちは大人になるにつれ、日々の生活の忙しさに待ち遠しいと思えることを忘れてしまいます。

次の休みは「〇〇に行こう」や「〇〇をしよう」などの身近なことから、「○○したい」や「○○になりたい」などの人生での目標をたてた長いスパンでも「待ち遠しい」と思えることを見つけてみましょう。
例えば、「新車を購入したので納車までが待ち遠しい」「その新車を購入したいのでお金が貯まるのが待ち遠しい」お金を貯めるにはお仕事しなければいけません。仕事をしてるからこそ「休みが待ち遠しい」と考えられたら、限られた時間も長く感じるのではないでしょうか。

あなたにとっての「待ち遠しい」、見つけてみませんか。

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