どうやったら「禁煙」できるの?私はこの方法で禁煙に成功しました!

あなたは喫煙者ですか?そして「禁煙」したいと思い、当ブログを訪れたのですか?

もし「禁煙したい」という意志をお持ちなら、当ブログ記事をご参考ください。

やめたい意志はあるのにやめれない。禁煙しても続かない。何より「値上げがエグい」

経済的にもやめなければいけないと頭では理解してるのにやめれない。

「電子タバコ・加熱式タバコ」が普及してますが、話題で使用してみただけではないでしょうか? 結局ふつうのタバコに逆戻り。

分かります。自分自身もそうでした。

筆者自身、完全禁煙に「約5年」もの歳月を要しましたが、どうしたらタバコをやめれるのか、私が禁煙に成功できたプロセスを下記に公開します。  

Sponsored Link

喫煙のメリット

タバコを吸うとストレス解消になりイライラが落ち着いてきます。
また、目覚めの一本に食後の一服。仕事の合間に一服。コーヒー飲みながら一本。なんといってもお酒にはかかせませんね。

  • ストレス解消
  • 緊張が和らぐ
  • タバコを吸ってる自分はカッコイイ
  • みんなで吸うのが楽しい
  • 我慢したあとの一服は最高至高

喫煙のデメリット

喫煙は肺がんなどの病気になる確率が高くなることはすでに広く知られてますが、見た目にも影響があり、白髪、しわ、歯・歯茎への着色、唇の乾燥などの特徴が見られます。また、喫煙によって運動能力や免疫力が低下するほか、不妊などの影響もあると言われています。

金銭で見ましても一日1箱20本吸って500円とし、1ヶ月で15,000円、年間165,000円という金額になり、経済面でも大きな負担となります。

  • 肺がんなどの病気のリスクが高い
  • 運動能力・免疫力の低下
  • 不妊のリスク
  • 金銭の大きな負担
  • タバコの煙は周囲の迷惑

喫煙のメリットで「タバコを吸うとストレス解消になりイライラが落ち着いてきます」と述べました。
タバコを吸うとたしかにイライラは解消できますが、、大事なことなので「」を3回言います。

タバコを吸うからイライラするのです

タバコに含まれるニコチンが欠乏し、欲するときに我慢せざるをえない状況になるからイライラするということなのです。

「喫煙のデメリット」より悪影響なこと

タバコを吸わない人が、自身の意思とは関係なく煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」といい、フィルターを通さない分、タバコを吸ってるのと同等以上の健康被害を受けることが厚生労働省の調べで分かっています。これは分煙してもタバコの臭いを嗅いだだけで健康に害を及ぼすことも分かっています。

煙が出ない「加熱式タバコなら大丈夫」は誤解です。
タバコ会社は「発がん性物質や有害物質は紙巻タバコより少なく、タバコ関連疾患のリスクを減らす」との研究論文を出しているところもありますが、米国FDAタバコ製品科学諮問委員会はタバコ会社の主張を「タバコより健康被害少ないと宣伝することを認めない」と否定。
加熱式タバコのフィルターから加熱時に有害化学物質が発生していることが報告されており、タバコ関連疾患のリスクを低減できる十分な証拠は得られなかったと指摘しました。

参考記事:受動喫煙のリスク

紙巻タバコは1000年の歴史があり、人にどのような健康被害があるのか分かっていますが、加熱式タバコは普及しはじめてまだ10年程度。実際にどれだけの健康被害があるのか、これから浮彫りなってくるのかもしれません。

「なくそう!望まない受動喫煙」を掲げ、健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年4月1日より全面施工。マナーからルールへと変わりました。
喫煙者は周囲の人に嫌悪され喫煙できる場所もどんどん縮小。喫煙者の方にとってはタバコを吸わない人よりも多くの税金を納めているのに肩身の狭い思いを強いられます。

私の場合は

私の喫煙歴は15年弱。

今でこそ指定の場所でしか喫煙できませんが、当時「どこでもいつでもすきなだけ喫煙できる」のがあたりまえでしたので、朝起床してお昼休憩までに一箱、17時までにもう一箱、帰宅して就寝するまでにまた一箱と、一日に3箱ペースで吸っており、飲み会などがあればさらに一箱と、いわゆる「ヘビースモーカー」でした。

当時のたばこ一箱の値段が180円~220円程度だったので、3箱でも600円前後。時折り親のタバコを頂戴し金銭的には苦しいとは思いませんでした。が、今思い起こせばなんともおぞましい光景でしょうか…。

そんなことが10年以上も続けば、当然のように健康を害します。
呼吸が浅くなり、息を吸い込むだけでせき込んでしまったり、就寝時も「せき」のため何度も起きてしまったり、喉なんていつもイガイガ。将来上京し歌手を夢見ていたため、さすがに呼吸器系のダメージはまずいだろうと禁煙を決意したのです。

「完全禁煙」まで5年がかり

「この一箱が最後」「この一本がラスト」が何箱・何本あったことでしょうか。まだ箱に入っているタバコを握りつぶし、ゴミ箱に捨ててはみたものの半日くらいで新品購入。絶対禁煙の強固な意志で臨むため、新品のタバコを足で粉々になるまで踏みつけたところで、もって一日。
やめれないのであれば、せめてダメージを軽減しようとタールの低いものに変えたところで本数が増えただけ。「徐々に減らす作戦」も翌日に目が覚めれば前日の分まで吸ってしまうという…。嫌煙ガム・嫌煙アメはまずくて続きませんでした。

当時は「禁煙外来」なんてありませんでしたし、私の周りの家族や職場の人は、ほぼ全員が吸っていたため、やめるのに本当に苦労したのを覚えています。

気付けば禁煙を決意してからこれまでに5年もの月日が経っていたのです。

「禁煙」に成功した方法とは

今まで「やめる」という強固な意志を自分に言い聞かせて臨んでいたのが、何となく「コレでやめよう」と意志薄弱に始めてみました。

どのようなかたちで禁煙を始めようが、やがてくるタバコを吸いたいという心の底から湧き上がる貪欲なまでの欲求。
「やめたんだ・吸ってはいけない」と思えば思うほどニコチンを欲するどうしようもない衝動。(結局今回も一緒なんだな)と思い、大きなため息をついたそのときです…。

みるみるうちに「吸いたい」という欲求が落ち着いてきたのです。

…!!

もう一度ため息をついてみます。

…!!

あることに気がつきました。

ネガティブイメージの「ため息」ですが、この「ため息」というもの、すべてのやる気を失くさせてしまうのです。

「ため息をつく」という動作は、辛いとき・イヤなことがあったとき・これからイヤのことがあるときなどに無意識のうちに出てしまう生理現象。
「吸いたい」と衝動に駆られたとき、おもいっきりながーく(私の場合は肺が痛くておもいっきりできませんでしたが)ため息をつく。
不思議なことに「もういいや」と「やる気・元気」を失い、タバコのことを考えなくなります。

やがてくる大きな試練

禁煙を始めて1週間。

これだけ長く禁煙できたのは初めて。
しかし、最初で最後の試練・難関・超難関が待ち受けていたのです。

それは「友人の結婚式二次会」

男性の方はほとんど、女性の方でも2割~3割くらいの方が喫煙者でしょうか。
会場は白煙で充満し、お酒が並び「おめでとう・幸せになれよ」のどんちゃん騒ぎ。

何度友人に「タバコ一本ちょうだい」と言いかけたことか…

会場全体が祝福に包まれる中、私一人、何度も何回もずっとため息をついていたのです。

このような場でため息をつくって…

周りに不愉快な思いをさせてしまったかもしれませんが、ここを乗り切れば禁煙できるのではないだろうか、初めて一週間禁煙が続いたのでなんとか成功させたいという気持ちが強く…。強く思うとまた吸いたくなってしまうので、ここはため息をついて無気力状態に。

そして「ため息」作戦で見事乗り切ったのです。

たばこをやめるには〝コレ〟しかない

やっぱり結局は「意志一つ」です。

やめるという「意志」を継続させるには「絶対禁煙する」という強固な意志で臨むのではなく(反動で余計に吸いたくなるので)、大きく2回~3回ため息をつき「もういいや」とやる気・元気を失わせ無気力状態に。
ものすごく気分が落ち込みますが、健康のため、大切な人のため、家計費的にもがんばって… がんばるのはダメですね。無気力無気力。

私はこれを「ため息をつく」と「禁煙」で「ためいきんえん」と名付けました。

同じような内容【Vol.027|絶対痩せられるダイエット法|痩せるにはコレしかない】でダイエットにも成功していますので、興味・関心がある方はご一読ください。

禁煙に成功し変わったこと

タバコをやめてから、今年(2021年)の8月で19年が経ちます。

やめてから数年間はタバコを吸ってしまう夢を見て〝はっ〟とし飛び起きることが何度かありましたが、現実ではないことに〝ほっ〟とし、苦労したけどできたんだと、自信に満ち溢れ今日この日を気分上々に始めれます。

私は〝あれ〟ほどの試練を乗り越えたのですから。。

  • たばこを吸えない時のイライラが無くなった
  • 咳・疲れやすさ・息切れが改善する
  • 呼吸が楽になり空気がおいしいと感じる
  • 歯肉がピンク色に戻った
  • よく眠れるようになった
  • なんと言ってもご飯が美味しい

注意が必要なことも

  • 口寂しく間食が増える
  • 食べ過ぎてしまう
  • 結果太る

禁煙し最初に感じるのは「ご飯が美味しい」ということ。食べ過ぎてしまい太ったなんて禁煙を成功された方にはよく聞きます。
しかし、ご飯を美味しいと感じ、たくさん食べれるのは元気で健康な証。体重さえ自己管理できれば結果オーライですね。

最後に

昔はタバコを吸っているのが「かっこいい」とされていました。今では吸っていないのが「かっこいい」とされています。

世間の風潮や時代の流れにより、タバコは嫌悪されるもの。
今では「禁煙外来」もでき、私の時代より禁煙しやすいかと思います。

タバコほどおいしいと感じるものは、そうはないと思っていますので、決して禁煙を勧めるわけではございませんが、大切な家族や大切な友人知人、なによりご自身のために禁煙してみてはいかがでしょうか?少しでも禁煙の意志がある方のご参考になれれば幸いでございます。

Sponsored Link