メルカリとは、スマートホンやPCから要らないものを簡単に売買できるフリマアプリ。
お互いの顔を合わせることなく、お金の絡む個人間取引をコメントや取引メッセージのみで済ますことができ、簡単に素早く要らないものをお金に換えれるというメリットがあります。今では8000万DLを超え、月に2000万人以上が利用しているサービスとして人気を博しています。
しかし、個人間でお金が絡むが故、トラブルや問題も度々発生しており、裁判沙汰になるような大きなトラブルなどは発生していませんが、怖い思いをしてメルカリから離れてしまったユーザーさんもいると聞きます。
ここでは、購入者側のトラブル事例やその対処法、コメントや取引メッセージで使える例文・テンプレートを紹介していきます。
コピペOKで必要な時にぜひご活用ください。
また、出品者側のトラブル事例やその対処法、コメントや取引メッセージで使える例文・テンプレートも執筆しています。よろしければご活用ください。
「【メルカリ】トラブル出品者編|対処法と使える例文・テンプレート!コピペOK」
受取評価はすぐにしない
購入した商品が手元に届いたら、待たせてる相手にも悪い気がするので「受取評価」を早めにしてしまいがちですが、ここはしっかり商品チェック。「キズ・汚れの有無」や「画像の商品か」などをチェックし、納得した上で受取連絡をするようにします。
もし、「説明欄や画像にないキズや汚れがある」や「手元に届いた商品が画像と違う」などの不備があった場合は速やかに出品者に連絡し対応してもらいます。
不備を訴えても聞き入れられず、返品・返金を受け付けてくれない場合は運営事務局に連絡し判断を待つことになります。
事務局側から詳しい状況等や商品の写真添付を求められることもありますが、分かりやすく丁寧なメッセージを心がけるようにしましょう。
事務局側の判断に腑に落ちない時もあるかも知れませんが、忙しい時間を割き仲裁に入っていただいてるので判決・指示に従うようにしましょう。
購入者の取引連絡 例文・テンプレート(基本)
商品購入後に面倒くさいからと言ってコメントやメッセージを悪文・乱文・稚拙な文章で送っていませんか?
顔の見えない取引きとはいえ相手も人間です。お互いに気持ちの良い取引きを心がけ、分かりやすく丁寧なメッセージを綴りましょう。
商品購入後、出品者への「取引画面」でのメッセージは、基本、「挨拶・配送手続きのお願い」「配送手続き完了のお礼」の2回と「受取評価」の1回、合わせて計3回となります。
受取評価は「この度はありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。」などで良いと思いますが、取引画面上での2回は丁寧な言葉を綴ります。
以下、例文・テンプレート
〇〇にユーザーネームを入れることにより、より丁寧な文章となります。
また、上記は「代金支払済」のケース。「代金未払」の場合は
「先程」「本日」は不要な方を消します。
トラブル事例1. 購入した商品が発送されない
商品を購入したのに発送されないというケース。
こちらについては何ら大した問題でもなく、落ち着いて冷静に対処しましょう。
購入した商品が発送されないトラブルの場合、出品者が設定した「発送までの日数」を過ぎても発送手続きがされなければ出品者の合意を得ず、購入者からキャンセルできます。画面の下にキャンセル申請フォームが表示されるので申請しましょう。
支払った商品代金は、運営事務局での取引キャンセル手続きが済めば返金されます。
ですが、どうしても欲しくて商品を探し回り、せっかくお値打ちに購入できたことであきらめ切れない場合、一度だけメッセージを送ってみます。
相手がただ忘れてるだけならすぐに手配してくれるはずです。
以下、例文・テンプレート
相手の気分を害し、こちらに落ち度がないにも関わらず「残念」という評価にされる可能性があるからです。
トラブル事例2. 専用にしてもらった商品を横取りされた
メルカリには、メルカリが定めたルールではなく、ユーザー間で「専用出品」や「〇〇様取置」などの独自のルールがあります。
これは他のユーザーが購入しないようにする方法で、専用出品や取置の商品は購入しないという暗黙の了解みたいなものがあります。
ですが、専用出品になっていても他のユーザーに購入されてしうことは少なからずあり、メルカリが定めたルールでない以上、規約違反ではないためペナルティは課せられないのです。
しかし、購入希望者からしたら「なんで?」と思うのは当然。
出品者としても、専用にしたユーザーが購入するものだと思っていることであり、他のユーザーが購入しても購入者が決まったら専用出品にするというルールはないため、横取りしたユーザーの取引をキャンセルした場合、そちらでトラブルを引き起こすことも考えられます。
メルカリはフリマ。フリマである以上、先に購入したユーザーに購入の権利があります。
横取りについては、あくまで当人同士のやり取りであって、購入者が決まったら専用出品にするというルールもありませんので、事務局に問い合わせをしたとしても対処してもらえる可能性は低いと考えます。
トラブル事例3. 商品説明欄や画像にないキズ・汚れ・シミ等が…
出品者から商品を購入し、手元に届いたら商品説明欄や画像にないキズ・汚れ・シミ等があった場合。
キズ・汚れ・シミ等に気付かずに出品している場合は、こちらがその旨を伝えればすぐに返金・返品に応じてくれる出品者がほとんどだと思います。
以下、例文・テンプレート
フリマですので、中古商品なら多少のキズ・汚れ・シミ等には目をつむれるのですが、商品が「新品・未使用品」にも関わらず、キズ・汚れ・シミ等が付着してるというケースは少なからずあります。中にはキズ・汚れ・シミがあるにも関わらず素知らぬ顔で出品している出品者も存在します。
購入者がその旨を伝えようものなら、「出品時にはなかった」や「梱包から出す時にキズついた・汚れたんではないか?」などと言いがかりをつけ、「どうしてくれるんだ」とまくし立ててくる悪質な出品者も…。
この場合は臆することなく毅然とした態度で臨み、絶対に受取連絡せず事務局に連絡し判断を待ちましょう。
親身になって対応してくれるので心強いです。
トラブル事例4. 偽物を購入してしまった
高級ブランド品や人気コラボ商品を購入したら、手元に届いたのは粗悪な作りの明らかな偽物品。
一見して偽物品とすぐに分かればいいのですが、最近では素人はもちろん、プロの方でも偽物か本物かジャッジするのが難しいスーパーコピーという物も出てきています。
一見して全然分からないどころか、縫製も精巧でシリアルナンバーやホログラムまで付いており、鑑定書や明細書までコピーしてしまうのです。
対策としては、新規ユーザーで評価がない出品者や相場より安く出品しているユーザーには注意が必要です。また、「残念」評価が多い出品者や日本語がおかしい出品者にも疑いの目を向けるべきです。
もし、お値打ちと思い購入した商品が偽物だったら、トラブル事例3. 同様、絶対に受取連絡せず事務局に連絡しましょう。
メルカリでは、偽物・非正規品についての取り締まりを強化しており、偽物・非正規品を出品した出品者には、取引キャンセルと商品削除はもちろんのこと、出品者は退会処分になります。
また、商標法、意匠法、著作権法等の法律で禁止される違法行為であり、懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰が科せられる可能性があります。
偽物を出品しているだけに、「はい わかりました」と一筋縄に返金・返品に応じるとは思いませんが、長期戦になることを覚悟し、粘り強く相手や事務局との交渉を重ねていくことが大切だと考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メルカリ側もシステムの改善やアプリのアップデートなどを実施し、購入者にも出品者にも安心して使えるよう日々精進し、私たちに質の高いサービスを提供してくれています。
事務局に仲裁に入ってもらえるのは心強いですが、基本、フリマですので相手との個人間取引きだけで終わらせられるように努力しましょう。
是非、こちらの記事をブックマークしコピペでご活用ください。
最後に
こちらの例文・テンプレートはすべてのトラブル事例で対応できるわけではなく、必要に応じて書き換えてご使用ください。
また、こちらの文面が元で発生したトラブル等については、一切の責任を負いかねます。ご使用者様の自己責任の元ご活用くださいませ。