『この記事、読み返すとなんか〝ウルッ〟ときたよ』系ブロガーウチケンです。
いや~、年齢を重ねると涙もろくなるといいますよね。。
今回のブログも、前回ブログ「エモーショナル」と同じ、Googleアドセンスの審査のために下書き保存しておいたものになります。
下書き保存しておいたものとはいえ、それなりに時間も費やしせっかく綴り上げたものを消去してしまうのはナンセンス。
時期的にぴったりですし、誤字・脱字、文章の追加・削除などのリライトを施行し公開させていただきます。
では。。
「緊急事態宣言」が解除されたのもあり、3月最後の日曜に【エモーショナル】で紹介した例の公園・遊園地にお弁当持参で〝お花見〟に行ってきました。
桜は「ほぼ満開」。露店も並び、多くの人で賑わっていました。
会場入り口付近では、お客さんどうしが「車のドアを開けたときにあたった・あたってない」だのと揉めてるのを横目に、初めて見るキレイな桜に（ウチの子はどういう反応を見せるのだろうか）（目を輝かせて大興奮・おおはしゃぎするのではないだろうか）と、ちょっぴりしてやったりな得意気な私をよそに…
まったく興味なーしっ。。
下に落ちてる石拾いか葉っぱ収集。
ちょっと目を離すと、よそのお母さんに「ぎょx％＆ｊぼ#”7：＠」と、何語かも分からない言葉で声をかけに行きますし、手をふられるとニコニコふり返して…。
誰に似たのやら…。
と、その時！
とんでもない物を発見しました。。
「生ビール」の露店です。
昔はよく友達と場所取りして〝どんちゃん騒ぎ〟したっけ…。
寛容な妻なら「飲んでもいいよ」と言ってくれると思いますが、ここは我慢。
この後に出かける用事を明日にすればよかったと非常に後悔・残念無念。。
独身の頃に購入したレジャーシート・折り畳みイス・折り畳みテントがここでも大活躍。
朝9時前に〝美味しい〟と評判のお店で購入してきたお弁当とお茶で乾杯。…（前日まで誰かさんが「早起きしてあたいが作る！ふんが！ふんが！！」と言っていたのを、ここは「見ざる聞かざる言わざる」のおサルさんに…。）
青空の下で食べる評判のお弁当をさらに美味しくいただきました。
楽しい時間ではありますが、息子を見てると不意に想うことが…。
子どもを連れて、あと何回この地を訪れることができるのだろう？小学校5～6年までとしても、あと10年。なんだかカウントダウンのようで淋しい気持ちになります。
そして10年後、私は50代半ば。
息子にとって格好のにいい父親になれているのだろうか？妻にとって良き夫になれているのだろうか？
それとも、すべてのものを失くし、線路高架下で毛布にくるまり寒さを凌いでいるのだろうか？身も心も疲弊し生きる希望さえ見失っているかもしれない。
コロナの終息の兆しも見えない昨今、これから経済はどうなってしまうのか…。世界は元通りになるのだろうか…。
今まで遊びに夢中でイヤなことからは全力逃避。世の中にツバを吐いて将来のことなんて考えもしなかった。人生40年以上何をしていたんだろう…。
そう考えると、後者の可能性もそれなりに〝あり〟なのかもしれない。
今まで何も作り上げてこなかったこと・将来設計を立ててこなかったことを心底痛感させられます。「自分の将来さえ設計できない人間が父親として子どもを守っていけるのだろうか」と。
高村光太郎：詩集「道程」より、「僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる」
この言葉に救われます。
私の後ろにできた道より・過去を後悔するより、肝心なのは〝今〟この瞬間からでも未来へ道を作って行かなければいけないのではないだろうか。
父親でもあり1人の人間。辛いことや悲しいこと、仕事のストレスや職場の人間関係、強欲による妬み・嫉妬、世の中の矛盾や曖昧さといった現実を前に逃げ出したくなることもあるだろう。そんなときは、屈託のない笑顔で元気と癒しと立ち向かえる勇気をちょうだい息子くん。子どもが1歳なら父親としても1歳。グズられ頼られ甘えられ、息子と共に成長してゆこう。
父親になった以上、ネガティブ思考を払拭し「弱音吐くなら毒を吐け！」と自分に強く言い聞かせ、子供にとって格好のいい父親・妻にとって誇れる夫になると決意を固め、この地を後にしました。
人生100年時代。
まだ半分も生きてないじゃないか。
毎日が勉強であり成長である。
かっこ悪くたっていい。もがいてもがいて何もしないよりはマシ。
1歩づつ確実に堅実に、そして楽しみながら道を作っていこう。。
